【DIVISION2】ガルベストンさん好き。
タイトルアップデートで追加されたエピソードの一つ、
「裏切った大統領エリスを逮捕せよ!」というミッションのボス、ガルベストンさん。
敵として出会ってしまったため、ゲーム的には問答無用で殺さざるを得ないのですが、
無遠慮に殺すには大変惜しい好男児だったりする。
ストーリー的には、ディビジョン陣営が確保したドルインフルの抗体を持って、
ブラックタスク側に寝返った
(通信を聞くと、最初からディビジョン陣営を利用してトゥルーサンズ陣営から抗スペクトル剤を奪還し、合流する手筈になっていた)
エリス大統領を逮捕するというミッション。
そのエリス大統領を警護する任を負っていたのがガルベストンさんなのです。
ミッションを進めていくと、通信奪取によりエリス大統領とガルベストンさんのやり取りが筒抜けになるのですが、
ガルベストンさんは、自己の利益のために他者を裏切る事をなんとも思わないエリスにたいして、
あからさまに軽侮の感情をあらわにしています。
ステージも大詰めになり、エリス大統領は間一髪、
ヘリで脱出に成功しました。
その時の会話
ガルベストン「さっさと(エリス大統領を)連れて行け!」
エリス「お前は来ないのか!?」
ガルベストン「仕事なんでね!!」
というやり取り。
これから殺し合いをする敵なんだけど、こちらも毎回指令に則って常に命のやり取りを強いられる立場として、
ものすごい親近感を覚えてしまうのです。
戦闘中も、
「ったく容赦のねえ奴らだな!」とか、
「お前らとは一度戦ってみたかったんだ!!ガッカリさせるなよ!!」
などと少年漫画のようなセリフを投げかけてきます。
倒すのは簡単なので、周りのモブを倒して様子を見ていると、
すごい必死に部下を蘇生して回り、戦線を維持しようとしてくるのです。
(蘇生された傍から撃っていきますが)
先だってのワイバーン姐さんもそうですが、
ブラックタスク陣営は、ライバル組織というだけあって、
妙に魅力的なキャラクターが揃っています。
ブラックタスクは装備がすごくいいですしね~。
一瞬で蘇生しかもアーマー全回復+オーバー回復1ゲージとか
クールダウン数秒で出せる自爆ドローンとか
超火力の戦闘AIBOとか…
装備面では明らかに負けてる。
(それはガルベストンさんがドロップするエキゾグローブのフレーバーテキストにも書いてある)
ディビジョンエージェントがブラックタスクの装備を手に入れたら、
なかなかのヌルゲーになる気もする。
「1」の頃も思ってたけど、コレだけ色々な陣営があるなら、
陣営を選べるとさらに面白いとおもいますけどね。
それぞれの陣営で違うエンディングがあったら、
複数のキャラを作る意味も出てきますしね。
ストーリー分岐的にそうとう無茶な要求だとは分かっていますハイ。
しかし「もしも」としてブラックタスクに加担するとして考えると、
そもそもディビジョンとブラックタスクって何がちがうんだろう?と思ってしまう。
アメリカの秩序を回復するというのは同じなんじゃないの?と。
今回のエピソードで、エリス大統領の上に更なる黒幕がいることは確認されましたが、
それが誰なのかは未だわからないのです。
ただ「1」の頃からのストーリを鑑みると、
「ドルインフル」の生みの親は亡命ロシア人だし、
そこから考えると、結局アメリカで大規模テロを起こして、
混乱に乗じて共産主義者がそれを収束、再編して、
最強の国であるアメリカをアカで染める目論見?
という気もしますが、安直かな?
今後どうなっていくのか、楽しみで仕方がありません。
そう考えると、ガルベストンはとても魅力的ではあるけど、
やはり根っこの部分で、分かり合えないものが横たわっているんだろうな…
と思います。
そういうことをぼんやり考えるだけでも、このゲームは面白いし、
すきなんだよなあと思いますね。
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