DS騒動(転)
手紙に対する反応がないということで考えられるのは、
・○○ちゃんが手紙を隠した(捨てた)
・親もグル
のどちらかである。
一応子ども会つながりで他のママさんに連絡先を聞いてみたりもしたのだが、
やはり教えてはもらえなかった。
そりゃ~個人情報とかもうるさい時代だし、
なによりそのウチと関わりたくないというのがあるのだと思う。
逆恨みされそうだもんね~…。
となると、気は進まないが学校に事情を話して連絡をつけてもらうか…
学校の管轄外なことはわかってるけど、
他にやりようがないものはしょうがないよなあ~…
と考えていると、相方が外から戻ってきて
「○○ちゃんちのお母さん今いるみたい。ちょっと行って話してくるわ!」
となったのであった。
少しして娘と相方が戻ってきた。
二人とも青ざめた顔をしている。
「聞いてくれる~…?」
「エッ返してくれなかったの?」
「それがさ、手紙読んでなかったみたいなんだよね」
「まあ~そうだろうね」
「んで、事情を話して、こういうわけなんですって言ったらさ、次にいった言葉が…
だったのよ!」
「っていうかあそこのお母さん日本の人じゃないみたい。アジア系っぽいんだけどちょっと片言なんだよ」
「うわあ~…(笑)」
どこの国かは知らないが、
アジア系のゴネ得文化の国ならば、
頑として認めず、死んでも謝罪しないことも大いにうなづける。
「で、事情を話したらさ、ものすごい形相になって、○○ちゃん呼んだんだよ」
「なんか”またやったのか!”みたいな感じで。」
「常習犯っぽいもんねあの子」
「そしたらさ、○○ちゃん出てきて、いよいよ観念するかと思ったら、しれっと
って言い張りやがったのよ!」
「そう言われちゃったら中身とか確認できないでしょ!?」
「なんで?」
「だってコレは××ちゃんのだからってしらばっくれられたらどうしようもないじゃない…」
「サチさんはお人よしっていうか…お人よしだなあ(笑)」
「そん時、向こうのお母さんはどうしたの?」
「なんか後ろでそっぽ向いてなにも言わないの」
「あ~あ…(笑)」
「で、そのまま戻ってきちゃったんだ?」
「だって…」
キナくさい気持ちになりながらも、
本当にこんな家庭があるんだなぁ~…と感心してしまった。
まるで「怨み屋本舗」によく出てくる敵役の母子そのまんまである。
とにかく、このままでは埒が明かないことはハッキリしたので、
「じゃあ俺が行ってくるわ。」
と、ラスボス(笑)父さんが出陣することになったのであった。
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