しゃっくりの止め方

先日のこと。
夜、ビールを飲みながら本を読んでいて、面白いくだりに「くっくっくっく!」と笑っていたところ、
つい一瞬息継ぎを失敗したような感じでお腹に違和感を覚えたので、
(ああ、ヤバイかも…)と、静かに腹式呼吸をしていたのですが、
その甲斐なく約8秒後、「ひっく!」という異変が訪れました。
んあ~!シャックリだ~!
シャックリが起きるキッカケは色々ある。
私の場合、たいてい笑いすぎた時、アルコールを飲んだ時など、まれに始まります。
シャックリというのは、本当に困りますね。
横隔膜がひきつれるようで痛苦しいし、
お茶など飲んでいるときに発作すると、
気管に入ってムセるわシャックリは出るわというムチャクチャな状態にも陥りかねなくなる。
一刻も早く止めたい!止めねば!という焦燥に駆られます。
シャックリをとめる方法というのはいろいろありまして、
すこし調べてみると、やはり一般的なものはだいたい同じようです。
せっかくなので、それらのものをひと通り試してみることにしました。
・腹式呼吸で深呼吸
・息を止める
・コップの向こう側から水を飲む
・驚かせてもらう
・冷水をゆっくり飲む
シャックリの原因は横隔膜の痙攣らしいので、
呼吸法で治すのは理にかなっているはずなのですが、
これで治ったためしがありません…。
コップの向こう側から水を飲むというのも、イマイチ意味がわからないし…。
驚かせてもらうといったって、シャックリが始まったときに、
(もしかしたら突然驚かされるかも…)という予測を立ててしまうので、驚けません…。
冷水をゆっくり…は、それなりに効果がありますが、
一度飲み込むと同時にシャックリが出て、ぶほ!となったことがあってから使わなくなりました。
そこで相方が、友達から聞いたという「オリジナル攻略法」を一つ教えてくれました。
・豆腐の材料は?と聞いてもらって、「大豆!」と答える。
まるでなにかのおまじないのような方法。
これで止まったら一番面白いナと大いに期待しつつ、元気よく「大豆!!」と答えてみたのですが、
当然のように止まらなかったのは、私の信心が足りなかったせいでしょうか。
で、どうしても止まらなかったので、
ついに私の持つ秘術を繰り出すことにしました。

水を口に含んで、アゴから首を目一杯伸ばす感じで上を向き、飲み込む。
飲み込んだあとも上を向いたまま静かに呼吸する。
これでほぼ9割治まります。
飽くまで私個人の止め方ですので、保障は一切出来ませんが、
もしどうしても止まらない時は、一度お試しくださいませ。
なお、上を向いている時にひっく!となると大変なことになりますので、
一度シャックリが出た直後に実行することをオススメします。
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