食欲の経験談
| 固定リンク
| トラックバック (0)
一人分の子育てのほんの入り口にいる者としては、
一人でもけっこう大変なのに、
2~3人育てている人ってものすごいよなあ…
と思ってしまうのです。
知識としてはあっても、
実際に体験してみると見方がまったく変わることがほとんどですね。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
おにぎりは、目一杯かぶりつくのが作法であり、
ほっぺたをご飯粒で満たすのが正しい食べ方である。
そして、おにぎりは大きいほうが美味い。
材料や作り方が同じでも、
大きいおにぎりと小さいおにぎりは別物といっていいのだ。
つまり、ムスメの主張は間違えていない。
生まれながらにその辺を心得ているのが素晴らしいとさえ思う。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
他県から、はるばる読者さんが訪ねてきてくれました。
照れくさいやら嬉しいやら。
一緒にご飯を食べたり、ダベったり。
楽しい出会いでした。
なんでも、昔むかしの記事、
『二兎を追うものの結末』
から読んでくださっているとのこと。
長いお付き合い、ありがとう~!
これからもよろしくです。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
電話の受話器や、携帯電話を耳に当てて、
「もんも~!」
というのが流行りらしい。
「もしもし」という言葉も、
廃れるようでなかなか廃れない、不思議な言葉だと思う。
| 固定リンク
| トラックバック (1)
5~6歩くらい、伝い手ナシで歩くようになってきました。
周りの話を聞くと、ハイハイと伝い歩きの期間が長めらしい我がムスメ。
体の成長としては、たぶん立派に歩けるとは思うのですが、
本人の慎重な性格もあって、「いける!」という確信が持てるまで、
無理はしない様子です。
近頃の情報では、早めに立っちゃうよりも、
ハイハイの期間が長いほうが筋肉やなんかの発達バランスがいいのだとかいうし、
どっちにしたっていつかはイヤでも立つのだから、
本人が歩きたい時だけ練習。という感じでやっております。
さあ、いつ頃本格的に歩き始めるのかなあ。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
今回の風邪はいつもより重いのか、
あんまり立て続けに罹ったものだから、
すっかり体力が弱っちゃったのかもしれませんが、
普段どおり振舞いながら快復を待つのがちょっとツラくて、
数年ぶりに昼布団のお世話になりました。
いわゆる「病臥」ってやつです。
深刻じゃない立場だから言えるんですけど、
「ビョーガ」ってかくと、なんだか今時の薄型テレビの名前みたいじゃないですか?
『フルスペックハイビジョン・ビョーガ』みたいな。
有機ELならぬ、病気癒える。
なんつって。
あはは、オヤジギャグだなあ。
んで、いざビョーガすっぺと布団にもぐりこんでみて気づいたんですけど、
休めないんですよ。
だっているもの。子供。
ご飯やオムツはもちろん、イタズラ盛りなもんで、
目を離すと何をしでかすかわからない。
横になってぐったりしていると、
すぐさま目の前に置いてある洟紙の入ったクズカゴから、
運動会よろしく「いーち、にーい、さーん!」なんて始める。
んで、子供も一緒に寝付かせっぺと取りかかったら、
いつも布団を敷くとその上でジャレあってる習慣が裏目。
こっちはビョーガすべく敷いたってのに、幼児のテンションがグーン!とあがって、
雄たけびをあげつつフライングボディアタックおよびニードロップなんかの
必殺技を繰り出してくるわけです。もちろん全力で。
そうやって暴れていれば、そのうち子供の電池も切れて、
休めるだろうとは思ったんですけど、
今の体力状況で消耗戦はあきらかに不利であると悟り、
子育て中のビョーガは、
余計な体力を消耗する場合もあるという貴重な教訓を得て、
ついに寝込むことを諦めたのでした。
とほほ…
| 固定リンク
| トラックバック (0)
ムスメが、初めてイチゴを食べた。
いや、イチゴと出逢った。といったほうがいいかもしれない。
実家の工房で仕事をすべく、ムスメを連れて赴いたところ、
厨房の母から、
「イチゴあるからマゴちゃんに食べさせな。」
というお誘いを受けた。
どれどれとイチゴを手にとってみると、
一粒が5~6cmはあろうかというずいぶん大粒なモノで、
いわゆる一般的なイチゴの逆三角形ではなく、
生気のおもむくままにみなぎらせた積乱雲のような形をしており、
赤々と張り詰めた光沢を種粒が穿っている。
イチゴには明るくない目にも、これは名うての一品だろう。
と想像できた。
一粒を手に取り、ムスメの口元に運ぶ。
しゃくりとかじってみて、舌で果肉をつぶしながら考えている。
もう一口、じょぶり。
間髪いれずもう一口。
だんだんと、一口の大きさが増してゆく。
普段だと、気に入った食べ物の時は、
口を尖らせて片手を挙げ、
「おっ!」
と感嘆の声を上げるのがムスメの癖なのだけれど、
初イチゴの衝撃は、そんな余裕すら吹き飛ばし、
身じろぎ一つせず、眼の焦点さえ怪しくなって、
とにかく、全身の神経を味覚に集中させ、
一滴も漏らすまいとイチゴに取り組んでいたのだった。
そして、自分の顔の1/3はあろうかというイチゴを、
瞬く間に二つお腹に収めると、
感激の心的負担か、許容量を超えた満足が引き起こした生理現象か、
スイッチが切れたかのように、コトリと眠ってしまった。
あとから調べてみると、
そのイチゴは一粒に換算すると数百円もするような、
いわゆる高級品種というシロモノらしかった。
図らずも、イチゴとの最高の出逢いを果たしたムスメ。
昏々と眠る寝顔に、
「いいかい、これは特殊なイチゴだからね。ウチ(トシ家)ではまず食べられないものだから、このイチゴを基準にしちゃいけないよ。」
と、懇願にも似た諭説を講じたことは言うまでもない。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
ムスメの手伝いや、確認作業にちょっと手こずったりで、
なかなか進まなかった確定申告がようやく終わりました。
ついついメンドーメンドー言ってしまいがちなそれですが、
実際やってみると、
売り上げや経費や控除などを計算してパソコンにポチポチ打ち込んで、
書類をプリントアウトして税務署に行き置いてくるだけ。
そうすると、あの長蛇の列に並ばなくてもいいので、
意外とすぐ終わっちゃうんですよね~。
なんにしろ、長らくの懸案が一つ解決して、
すこしほっとしました。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
ビールは楽しくて、嬉しくて、美味い。
冷たくて軽い手ごたえの感じられる缶が嬉しい。
小粒だけれど果肉の充溢した果物にも似ている。
プルタブを引き起こすと、
炭酸がプシリ!と噴出してくるのもいい。
酒は口から迎えに行くことが多いけれど、
ビールは迎えに来てくれる。
それが嬉しい。
ビールはいつでも歓迎してくれる。
ビールの先手を打った好意に、
こちらも喜色を含んだくちびるで応えてゆく。
苦くて冷たいものが口の中一杯に広がって、
口腔、咽頭方面を刺激で染め上げながら、
胃の腑にドスンと落ちる。
黄金色した快感の瀑布に身を震わせていると、
炭酸がしゅわりと登ってきて、
みるみる脳みその前のほうをあわ立たせ、ふくらみ、
パチパチと弾ける。
ビールの泡のなかには、愉快が詰まっている。
ああ、泡をいただいた黄金色の友よ。
供に歩もう、常しえに。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
手を伸ばし、体を乗り出されて
「あっこ(抱っこ)!」
爺ちゃん婆ちゃん、おんちゃんおばちゃんに拒否権は無い。
いくら仕事の時間が差し迫っていても、
「ちょっとだけな~!」
ということになる。
乳幼児の言葉は、
その数が少なく新鮮であるがゆえに、とてつもなく強い。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
陶芸教室をちょっと移転、
リニューアルしています。
今までは工房の中でスペースを開けて教えていたのですが、
ちょうどいい場所が空いたため、
そこを教室専用にしたのです。
喫茶店が隣接していて、
工房のなかにカウンターもあるので、コーヒーも出します。
ニットカフェならぬ陶芸カフェ。
こちらは試みですけれど。
個人的な話をすると、
ここだとムスメの世話をしながら仕事が出来るので、
それもまた好都合で。
これまでどおり、
ロクロのみにこだわらず、
ひらめきやアイディア、はたまた偶然を陶器として焼きこむ作業を、
技術と知識でサポートする教室にしていきたいと思います。
今年は出張教室も伸ばしていきたいですしね~。
ガンバルゾー。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
とにかくご飯が美味しい。
何を食べても大抵美味しく感じるのです。
二十代中盤くらいまでは、
食事というものにあまり興味がなく、
とにかく血になればいいやという感じで噛み潰し、
飲み下しをしていたのですが、
特にこのごろは、以前食べていた同じ食べものでも、
その美味しさに驚き、感激し、涙さえ浮かび(マジで)、
しみじみと咀嚼、嚥下するようになりました。
おそらく、
体力勝負の育児で、部活盛りの高校生のように常にお腹がすいているのと、
日常において食べる事くらいしか楽しみの時間が無くなったためかと思われます。
しかし、美味しさのあまりついついモリモリと食べるクセがついてしまって、
消費できる今はいいとしても、そうでなくなった時までそれが残ってしまい、
激太りなんてことになったりはしまいかと不安でもあります。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
日頃、車に乗っていて感じることが多くなったのは、
大人の交通ルール違反のほうが悪質で多く、
子供のほうがよほど良識ある交通ルールを守っているということ。
歩行者用信号を無視するのは大体が大人や老人だし、
バスの陰などから飛び出してくるのも大抵いい歳した人。
50m先にある横断歩道の信号を拡大解釈して車道を横切るのもだいたいそういう人方だ。
もちろん、大人は時間に追われているというのもあるだろうし、
安全かどうかは自分で判断できる。
という自信もあるのだろうけれど、
そもそもそういう個人差のある能力や、
良識に基づいたマナーだけではどうにもならないから
ルールが出来たわけなんで、
互いの安全のために守るべきルールを無視して、
勝手な自己責任や自己判断を他人に押し付ければ、
それは横着以外のなにものでもないのだと思う。
今は自転車の違反罰則強化が話題となっているけれど、
遠からず、きっと歩行者の違反罰則も強化されるのだろうなあ…。
それがいいことなのか、そうでないのか。
考えさせられます。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
目が疲れたので、メガネを外して突っ伏していたら、
ほんの数秒の間にメガネが変わり果てた姿になっていたという…。
一瞬蒼くなりましたが、
レンズは無事。
フレームもビヨン!と直りました。
イナバウアーフレーム万歳!
| 固定リンク
| トラックバック (0)
支払い調書や領収証との戦い、確定申告。
いつもなら、そこは個人事業主の孤独な戦場であるが、
今年はムスメが強力な助っ人として、
参戦の意志を表明した。
領収証を整理を手助けすべく、
せっかくクリップした束を次々と引きちぎり、
投げ、あまつさえ口に運ぶ。
総額や按分の金額を求める計算機に、
手のひらによる殴打でアドリブを加える。
按分の根拠を示す文書作成時にも、
進んで作業に加わり、
キーボードに圧力を加え、
「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzっざjlじ」
という幼児視点からの見解を添えてくれた。
こうしたムスメの八面六臂といっていい活躍の甲斐あって、
いつもなら2日もあれば終わる作業が、
一週間経ってもまだ完了していない。
あまりにも進捗状況が好ましくないため、
原因について考察してみたところ、
どうも、もしかすると、
イヤそんなことはないと思うのだけれど、
穿った見方をするならば、
…ムスメは邪魔をしているのでは…
という見当がチラついてしまい、
イヤイヤ、ウチの子に限ってそんなことはあり得ない!
あり得べからざることである!
と、己の被害妄想癖に恥じ入るのであった。
…
いやでも、やっぱり…
…いやいやいや!
| 固定リンク
| トラックバック (1)
先日の、おにぎりの記事に、
子育ての先輩、同級生の方々にたくさんのアドバイスをいただきました。
やはり、一個一個が大きかったのですね。
今度は小さく(海苔を巻く)という技も試してみます。
情報お寄せいただき、
ありがとうございました~!
| 固定リンク
| トラックバック (0)
自分で食べることが楽しい最近のムスメ。
読者さんからいただいたメールで、
おにぎりがイイということを聞きつけたので、
さっそく作ってみたところ、これが大好評であった。
しかし、食べ進めるほどに娘の体が米粒でコーティングされてゆき、
最後にはどちらがおにぎりか判別しがたい状況となるわけです。
おにぎりを食べると、おにぎりになるという発見がありました。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
雨が女の涙なら
黙って傘をさすのが男
互いの心濡らすまい
身を寄せ合うほどに相合い傘は
二人の影を溶け合わす
雨降りしきるみちのくの
ネオンに咲いた恋の花ひとつ
詩:ドンファン★寿
| 固定リンク
| トラックバック (0)