事故処理

思えば、自動車事故に遭ったのは実に13年ぶり。
最近は子供を乗せているということもあるし、
もちろん自分に何かあってもいけないので、
ものっすごく気をつけて運転していたのですが、
やはり遭う時には遭うんですよねえ。
ところで、
よく、車の後ろなどに
『子供が乗っています。』
という表示を掲げて運転している車がありますね。
以前まで、特に気にも留めていなかった…のもあるし、
そんなことを伝えてなんの意味があるんだろう?
と疑問に思っていたのですが、
自分が子供を乗せるようになって、なるほどよく分かりました。
あれは、
「慎重に運転していますので、流れに乗れない場合がありますよ。」
という事情表示なのですね。
たしかに、
見通しのよい直線などではなんとか流れに乗って運転できるのですが、
急制動の可能性のある路地や、
横重力のかかるカーブなどでは、
かなり慎重な速度で走らないといけません。
首が据わっている子供でも、
制動時にかかる重力はけっこう負担なのです。
もちろん、知識や理屈の上ではそうなのかもなあ…
と想像くらいは出来たのですが、
やはり、自分が実際にその立場に置かれると、
身にしみて理解できます。
車中の子供は、
鉄が流れる川の中、
浮木に座っているような存在なんですよね。
川の住人が、
特に気をつけなくちゃなあ…。
と、しみじみ感じました。
| 固定リンク