昇格プレゼント
指輪のサイズというものは非常に難しくて、
発注の際、ショップに問い合わせたところ、
0から30くらいまで号数(サイズ)があるらしいのですね。
うかつにも相方の指のサイズを知らなかった私は、
時節柄バレバレになることを恐れて訊くわけにもいかず、
さんざん困った末、お姉様(長女)にご相談申し上げた。
お姉様の持っている指輪を見せてもらい、
そこから相方のサイズを割り出そうという作戦である。
大体、平均の見当をつけたら、
あとは
「5本も指があれば、どれかにはハマっぺ!」
という無粋かつ野暮ったい開き直りで発注を敢行した。
その結果は、上記イラストの通り。
人差し指にはピッタリだったらしいのだが、
クスリ指にはほんの少し大きかった。
「ありゃ!ほしたら、人差し指にしといて。」
と提案したところ、
「やだ!クスリ指にする!サイズ直ししてもらってもいいし、ピッタリの指輪でフタしてもいいし!」
頑としてくすり指にこだわる相方。
(な~んでそこまでこだわるんだ?)
と思って後ほど調べてみたところ、
なるほど、薬指にはめる指輪には大切な意味があるらしい。
私は感激しましたね。
職人さんが作ったステキな銀のワッカは、
私の手に渡ってプレゼントに昇格し、
さらに受け取った相方の与えた意思で、
ツナガリにまで昇格を果たしたわけで。
イヤもうホント、
あげてよかったです。
ありがとう。
相方ちゃん。
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