相方と雪
相方曰く、
「雪がモサモサ降っていると、用も無いのにコンビニまで行って、アイスを買って帰って、『寒い…!』とか言いながらワシワシ食べるのが好きー。」
なのだそうだ。
たしかに、雪がしんしんと降っている時。
フードをかぶってたたずんでいると、
耳が圧迫されるような静寂のなかに
パサパサという雪の降り積もる音。
まるで、白濁した液体の中にいるような感覚。
すこしさみしい懐かしさのような。
ともすれば孤独のような場所なのに、
傍にいる人の声だけがやけに澄んで聞こえることが、
お互いをつなぐ何かがハッキリ見えるようで、
とてもウレシイものなのですよね。
キミとの感じ方は違うかもしれないが、
私はこんな感覚で、好きです。
| 固定リンク
「【相方の話】」カテゴリの記事
- 若さへの未練(2019.03.13)
- 脳to口(2019.03.10)
- モーニングバイオレンス(2019.03.02)
- 時をかけるマダム(2019.03.01)
- イモータレル・モーニング(2019.02.17)