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2005年10月

サシミドロップス

E08311


E08312

消化器系に抜群の脆弱性を誇る私であるが、
特に、魚貝類ナマモノ系に対しての防御力の低さと来たら、
まるでフィクションのキャラクターレベルといえる。

先日、さる食事会で出された刺身を、
翌日の覚悟とともに嚥下していったところ、
案の定、目覚まし時計代わりに腸のあたりが苦言を呈してきた。
 
 
 
出せば出すほど体は軽くなるはずなのに、
トイレに向かう足がだんだんと重くなってくるのは何故なのだろう。

人体には、医学という理屈ではいまだ解明できない謎がある。

便座にうずくまりながら、
身近な神秘に思いを馳せた、朝6時30分。

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申し訳ないのがほとんど。

E0830

別にモテるとかそういうのではなく、
陶芸というものは一般の人にとっては異世界のものであるから、
それを経験した記念と、それに従事する人間に対してのもの珍しさで
よく写真を撮られる。

相手が妙齢の女性なんかだと、
純情なちっちゃいオッチャンは申し訳ないやらウレシハズカシやらで
きっとニヤケた顔で写っているに違いない。

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冴えない人として

E0829

日常の、「冴えない失敗」に彩られた我が人生。
精神的に参っている時ほど、ボディブローのように効いてきて、
いっそう落ち込みを禁じえない。
 
 
 
だけれど友よ。

願わくば、「冴えない出来事」そのものを、

愛おしみ、楽しめる人間でいよう。
 
 
 
幸せこそすなわち、
被虐嗜好。

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思い過ごし…?

E0828

腹が減ってたら分からなかったけどな。
(茶トラって美味いのかなあ…。)

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夫婦(仮)

E0827

私たちくらいの年代だと、
「夫婦」という呼び名がもっともしっくりくるのでしょうね。

ちなみにこの店員さん。
相方を「奥様」と呼び、私のことを「旦那様」と呼んでいました。

こちらもわざわざ訂正しなかったのですが、
いざ、そういう風に呼ばれると、
照れくさいやらウレシイやら、
一番は焦るやらで、とても忙しいことになります。
 
 
 
余談ですが、
周りの人間の話を聞くと、我々二人はあまりにも似たもの同士で、
キョウダイに見えるのだそうです。

その「キョウダイ」は、
「兄妹」というより「姉弟」なのかもしれないのですがね…。

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火事リーチ

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『地震、カミナリ、火事、オヤジ』。

皆様も、火の元にはくれぐれもご注意くださいまし。

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可愛いの定義

E0826

ほんの数年前までは、
若い娘に対して何らかの「意識」があった。

それは、期待や動揺。
あるいは不安のようなもの。

しかし最近ではそういったものがスッカリ薄れてしまい、

「エエなあ~…。カワエエなあ~…。」

と、無条件に鼻の下を伸ばしてしまう始末。

恥じらいの減退は、
さらなるオッチャン化という懸念を深刻化させている。

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姉のネタ

E0823

少し前まで流れていた某シャンプーCMの、

「インナビューディ」

に激しく反応していた私には、
姉のネタがギガヒットした。

肺から空気が全部抜けるほど笑ったよ。

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心の中には

E0824

ふとしたキッカケで姿を現すイヤな自分。
嘔吐感のようにせりあがってきて、悪寒すら感じる。

今はうずくまってやり過ごすしかないけれど、
いつの日か、彼と折り合いたいと思う。

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ツメはがれてグッジョブあり。

E0822

禍福とは糾える縄の如し。

逆に言えばすなわち、ツメがはがれたことなんて、
湯船に浮かぶグッジョブ程度のものなのだ。

そう思えば、多少深爪になったことだって瑣末なことなのだ。

そうに決まってるのだ。

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3分間トレーニング

E0821

「足るを知れ」

って言葉が好き。

なにもかも、
足りてると思えば足りてることなのだけれど。

足りてなかったと分かるのは、
大体にして取り返しのつかなくなったあとなんだもんね。

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腰注意!~ようちゅうい~

E0819

かがんでナワトビというのは、腰にとてつもない負担がかかる。
よいこのみんなはマネしないでね!

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匂いの理由

E0817

一体、どういった経緯で右手にサンマの匂いが付着したのか…。

手を洗うまでは取れないと分かっているのに、
何度も確認しては疑問を新たにするその不思議。

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表裏一体

E0818

本人も、

「なんであたし、こんなむやみにポジティブなんだ?」

と自問自答しながら励ましてくれている。
 
 
 
ホント、ありがとね。

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傷み分け

E0816

傷みかかっているものというのは、
食べるか食べるまいか迷っているうちに食べ終わってしまうものだ。

大丈夫。
こちらには、

「食べ物は腐る直前が一番美味しい。」

という錦の御旗がある。
どんと行け。

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本当のおみやげ

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そう。
なにを差し置いても、君の無事なお帰りが一番のお土産さ!

●リゾーと●ッコロのピンバッヂ(定価400円)も
もちろん嬉しいんだけどね!

作務衣につけちゃうゾ★
●リゾー&●ッコロ!!!

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濡れ落ち葉

E0814

現地の友達と会っているのだし、
ごく稀にしか会えないのだし、
邪魔するのはどうかなあ~…と思って。

オレってば、健気(?)。

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雲のマシンで

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雲のマシンも、
相方にしてみればソファのようなものに過ぎないらしい…。

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切実ウォームビズ

E0812

あとは足回りを固めると、
「相方ニットシリーズ」はコンプリートだったりする。

あったけえんだこれが。
しかし、今年の灯油は高いですねえ…。
例年の2倍くらいしてますよ。

ガソリンも相変わらず高いし、
クルマでしか出かけられない寒冷地に住む人間には、
まさに受難の冬と言えます…。

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姿勢が大事

E0811

いや、だから…。
服飾なんか問題じゃなくて、
ぼかあそのままのキミが一番好きなんだよ。
(すべては遅い。)

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ももいろ反射

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『ももいろ反射』
というものをご存知だろうか。

あまり一般に浸透していない語句だと思われるので、
手元にある文献を紐解いて説明しよう。

ももいろはんしゃ【ももいろ反射】

日常生活において不意に訪れる
性的興奮を生ずる事象への生体反射。

 <吉田ヘルスイ著「ももいろ生体反射」より抜粋>


 
 
 
「ももいろ反射」
というものは、一人での行動中ならば「日常に瞬くような幸運」
として甘受するべきものである。


がしかし、
時と場合、すなわち相方(恋人)などが同伴中に発生した場合、
非常に扱いに困るものとなる。

もはや、
理不尽にわが身に降りかかった災難…といっても過言ではない。
 
 
 
なにしろ、意思や理性の届かない領域、
「反射」の出来事であるから、
目を奪われるのは回避のしようがないとしても、
同伴者にそれを気取られないという配慮が必要になる。

「キミのことはもちろん大好きだ。しかし、見たいものは見たい。」

おそらく共有は出来ないであろう「美」への、
度し難き人間の業、雰囲気を壊さない範囲での鑑賞。

つまり、

「同伴者の目を盗みながら目を奪われる」

という、視線のスライド展開が繰り広げられるわけであり、
それはすなわち、盗み盗まれる

「ももいろダブルスチール」

と呼ばれる現象を引き起こすことになるからだ。
 
 
この、「ももいろダブルスチール」は、非常に難度が高く、
相当の技量、修練を積まぬ限り、そのほとんどが失敗となり、
要らぬ諍いの火種となってしまう。

当「寿チョイエロ研究所」でも、
件の「ももいろダブルスチール」に関して日々さまざまな研究、技法、
工夫を練っているものの、いまだ決定打に至らないのが現状である。
 
 
 
ちなみに、

「ピンク電話」

と聞いて、
旧式のダイヤル式公衆電話機ではなく、
なにか艶かしい雰囲気を感じ取ってしまうのも、
「ももいろ反応」のひとつである。

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傷跡

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もともとヒゲが薄いのに、
剃り始めるとついムキになってしまうから、
連敗を喫することになるわけですね。

場所が場所だけに、殴られたアザにも見える。
第一発見者の兄(元ツッパリ)は、開口一番

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と、20年ほど前の血をたぎらせていた。

たしかに殴られたような痕にも見えるけれど、
腹話術の人形のようにも見える。

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好物の後先

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大好物をどのタイミングで食べるかというのは人それぞれ。
相方は、最後に食べる主義らしい。

それも、(マナーに反しない限り)ちょっと別のところに置いて、
その姿を愛でながら食べるのがお気に入りのようだ。

そういう風に「視覚的オカズ」を自己演出するのも
ひとつの手ではある。

「特別な何か」、
自分にとってのオンリーワンを待ち焦がれる
「白馬の王子様的待望食事法」といえるのではないだろうか。
 
 
 
ちなみに私はと言えば、
最初に食べちゃいます。

何故なら、後半になるとおなかがいっぱいになってしまって、

「ううう…腹が苦しい…でも、好物だし食べないと…」

ということになり、
せっかくの好物の相対的価値が著しく下落してしまうから
なのですね。

ですので、
食べ始め、空腹の時に、
すきっ腹と好物の相乗効果を十全に発揮させ、
まばゆいばかりの一瞬の美を心ゆくまで堪能して、
その残光を胸に焼き付けながら
残りの食事を消化してゆきます。

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運転が上手なわけではない。

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三すくみの渦中へ

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店内に一抹模様に配置された店員さん。
その数実に8名。

購買客、私一人。

一抹模様に配置された陣容、そのワケは、
コンビニ本部から派遣される指導員かなにかの視察らしかった。

8人の店員さんひしめく中買い物するというのも異様だったけれど、

店員さんたちは本部の人を意識し続け、
本部の人は私(購買客)に注意をはらい、
私は会計してもらうために店員さんに意識を向けているという、

おかしな「三すくみ」の渦中に放り込まれたのが面白く、
一人で「くっく・・・」と笑いをかみ殺していた。


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マッハ!!!!!!

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「マッハ!!!!!」
を観ましたよ。

アクションシーンの興奮と、
ストーリーシーンの間延びが交互に訪れる、
感動的というより、実用的な、
アダルトビデオ的強弱のある映画だったと思います。

アクションシーン以外で印象に残ったのは、

劇中の言語はタイ語だったと思うのですが、
語調がすべて甲高くて、
日常会話も悲鳴も嗚咽もみんな同じに聞こえた。
ということと、

拳銃などの飛び道具を極力使わず、
(中盤に少し出ただけ)
棒や刃物だけで、なるべく主人公の土俵で戦ってやろう
という悪者側の懐の広い姿勢に感心しました。

格闘技ファンなら楽しめる映画だと思います。

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二人の世界

E0806

にっこり笑う店員さんの目には、
ハッキリと

「このお、バカップルがあ…!」
の文字が。
 
 
 
三十路目前のバカップルに乾杯。


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真に受け、真に受けられ。

E0805

常日頃、周りから

「あんた、相方ちゃんに捨てられないようにしなさいよ!」

と言われ続けている私。

「そんなこと、あるもんかい。」

と、まったく気にも留めていなかったのだけれど、
先日、何気なく言い放った冗談を真に受けたあの娘の反応は、

驚きと、
憐憫と、
それに意外なほどの納得の含有量が見て取れた。
 
 
 
「あんた、相方ちゃんに捨てられないようにしなさいよ!」

今まではまったくの冗談だと思っていたこの言葉を、
少しは真に受けたほうがいいのかもしれないと思った次第。

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逆光の出会い

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いや、ホント気の利いたことが言えなくてごめんなさい。

皆さん、温かい言葉をいただいたり、
その雰囲気から気のいい人たちなんだろうなあ…
ということは分かったのですが、

逆光での衆人環視というのは、
理屈抜きで心理的圧迫があり、
ついに耐え切れず、思わず後ずさりしてしまいました。

「妙にオドオドした人」

という印象をもたれたかも知れませんが、
まあ、それはあたらずも遠からずですが、

普段は至って普通にしゃべります。
つーかむしろ、人と話すのは好きなほうです。

今度は是非、明るいところでお話ししましょう。

あ、ちなみに、
ウチのサイトをバンドの仲間に宣伝して回ってくれているのは

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オーバー・ザ・ハンガー

先日、物議を醸した相方の友人の「あたまハンガー」。
なんでも、頭部にハンガーを装着することにより
無意識下、一方に首が引きつってしまうのだそうだ。

そのことにハゲシク興味を引かれた私は、
さっそく自分の肉体を用い、検証することにした。

E08021

たしかに、アタマは動いた。
何度まっすぐ調整しても、文字通り、
左方向に引っ張られるのである。

左右どちらに引っ張られるかは、
男のそれと同じように人それぞれ違うのかもしれないが、
私は左曲がりだった。
 
 
 
一体、どのような作用が働いて
そのような現象が起こるのかは分からないが、
どういうわけか楽しい気分になってくる。

ハンガーに頸部を絞められていることも忘れ、
唇を紫に染め上げながら高らかに笑った。

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その時である。
酸欠、チアノーゼが私の中に、ある「違和感」をもたらした。

(何故…どうして、左なんだ…?)

「人それぞれのクセ」
として危うく片付けそうになってしまった己に、
思考の烈鞭が飛んだ。

「何故、どうして左なのか…!?」

手にしていたハンガーに目をやり、
再び驚愕に目を見張る。

E08013

それは、ともすれば不意に見逃してしまうようなもの…
意識の死角…
思考の分岐点…!

ハンガー…!
「ある」…!

左右の何かを分ける「それ」が、
ハンガーにはある…!

そのヒントは、ハンガーの形状…!
ハンガーというものには、「左右」の概念はない。

あるのは「上下」だけ…!
しかし、使用する方法から、いつの間にか俺たちは、
ハンガーの上下を決めつけちまっていたんだ…!

だから、頭にはめるときだって、
当たり前のように引っ掛けるところを上にして挟んじまう…!

ダメ…!
そんなだから俺たちはいつも、
「食い物」にされちまうんだ…!

「枠」を捨てろ…!
「既成概念」を飛び越え、
「先入観」を打ち砕き、
「常識」の向こうへ漕ぎ出せ…!

私は、ハンガーを再びこじ開けた。
天と地を逆転させながら…!

E08022

かくして、「あたまハンガー」に対する仮説は、
確信へと姿を変えた。

ひょっとすると私は、
人体とハンガーの密接なる神秘を
垣間見てしまったのかも知れない。
 
それは開けてはいけないパンドラの箱。
暴いてはいけない禁忌。
 
しかし私は信じたい。
すべての絶望を解き放ったその後に、

ほの光る一片の「希望」という名の意思があることを。

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思考の老い…?

E0795

ゲームに対して、
「興味」でなく「感心」を抱いた事に気づいた時…
男は自分がオッサンになったのだと痛感するのだ。

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