定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行ったのよ(その2)

定禅寺ストリートジャズフェスティバルで、
Empty Black Box
というブラスロックバンドのライブを聴いたのですよ。
メインボーカル(カッコイイハープもやってました)に、ベース、キーボード、ドラム、トロンボーン二人、サックス一人(ホントは二人だったようですが、その日は一人でした。)という編成のバンド。
フィナーレのメイン会場は他にあったのですが、
そこはあまりに人が多すぎて近づく気も起きなかった。
でも、このまま帰るのもなあ~・・
とブラブラしているうちに、
メイン会場より少し小さめのステージでのライブを発見。
比較的お客さんの少ないほうを冷やかしにきた・・
というのが正直なところだったのです。
しかしですね、
何気なく立ち寄ったところ、そのあまりに楽しげな演奏や軽妙なトーク、
ブラスのお姉さんたちをはじめとしたカッコよさに惹きつけられ、
思わず釘付けになってしまったのです。
腹のそこに響く旋律も好みで、歌詞も好きなタイプ。
特筆すべきはトロンボーン、サックスのフリフリパフォーマンスで、
立ち尽くしながら鳥肌に耐えておりました。
気がつけば、体が自然に縦ノリして、
全身にぐっしょりと汗!
今、売り出し中と思しき
「100年たっても」
という曲のサビになだれ込むところなんか、
聴衆の発する「気」のようなものが足元から陽炎の膜となって、
夜の空に大解放されるような感触を覚えました。
あんなスゴイ光景は初めて見た。
音楽って、スゲエ!!
と、涙目になって大感動してましたよ。
私は。
ええ。
ただひとつ残念だったのは、
そのバンドのCDが欲しくて買いに行ったら、
財布の中に1,000円しかなくて買えなかったことだった。
電車代と駐車場代でピッタシだし…。
まあ、探して後日買いますが。
素晴らしいバンドでした。
是非来年も来て欲しいと思います。
ジャズフェス、面白かったわあ~…。