弛緩精神

E32851

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犬と戯れた話

E21321

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キライの不思議

E1854

「私はあなたがキライ。」

と、追いすがりながら言っている人を見ると面白い。

キライというなら、見ない聞かない嗅がない近づかない意識しないなどして、
「それ」が自分の中に存在しないことにするもんだと思うのだけれど。

好き嫌いの表現にも色々あるのだなあ。
と、感心するのでした。

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死福の時…?

E0875

当たらずも遠からず…ではないのか…?

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記憶は時に研磨され、思い出となる。

先日のこと。
日テレ系「ドラマ・コンプレックス」という番組を観ていた。

その日は、犬との繋がりを描いたドラマをオムニバス方式で集めたという趣旨のものだった。

その中の一本に、

「ねえ、まりも」

という題名のドラマがあった。

 
始まる前のアナウンスで、
「涙ナシには観られない!」
などと言っちゃっている。

殊更そういうからには、きっと真正面から泣かしにくるのだろう。
そっちがそのつもりならこっちだってオメオメと泣いてたまるかという強硬な態度にも出ざるを得なくなる。

かつて、

「極東。鉄の涙腺」

と呼ばれたこの乾き目の真髄を如何なく発揮すべしと、
身体をややハスに構え、
飽くまでも横目で、
意識の余り分だけをかろうじて向けてやらなくもないぞよ的態度をもって画面を眺め始めた。
 
 
 
内容は、
なんのことはない、

少女がまだ幼い頃、もらわれてきた子犬。
同じ時の中で共に成長してゆくのだが、
いつしか子犬は少女を追い抜くように成長し、老いてゆく。

そんな、犬を飼っていれば当然のように流れる出来事を、、

少女は不思議そうに問いかけ、
子犬はもどかしく応える。

それらを囲むように、
切ない音楽と、台詞の無い情景が淡々と彩ってゆく・・・。
 

E08492


ふぐおあぁぁぁぁぁ~~~~!!!
あ~~うあうあう!!!
だげでゅで(泣けるぜ)~…!

ぼう…、だべだっでどんだ、
ぜづだづぎゆっで!!!
(もう、だめだってそんな、切な過ぎるって。)

昔飼ってた犬たちのこと思い出しちゃったよ!

うほおおおお~~~ん!!!!
 
 
 
かくして、テレビの前にはあっけなく陥落した鉄の涙腺と、
涙と鼻水をたっぷり含んだティッシュが、
屍山血河を築いたのだった。
 
 
 
 
 
ウチがまだ街に住んでいた頃、
犬を飼っていました。

それも5匹。

犬ぞりのような散歩、
糞尿の世話、
犬同士のケンカの仲裁、
犬の声による周辺住民の反感…

本当に大変で、負担だらけだった。

「なんでこんなことしなきゃならんのだ。」

と思ったことも数知れず。

十数年、たっぷりと関わりきって、
最後の一匹を見送った時には、
悲しさや寂しさよりも、

「やっと終わった…。」

という、達成感と、安堵感のほうがはるかに大きかった。
そんな「記憶」。

E0849

しかし、この

「ねえ、まりも」

というドラマを観ていて、
大変なだけだったその「記憶」は、
研磨され、精製されたかのように、
光り輝く「思い出」として蘇った。
 
 
思い返せば、
大変なこともそりゃあたくさんあったけど、
あいつらがいたからこそ感じたこと、
楽しかったこともたくさんあった。

なによりも、
十数年かけて命の一部始終と関わりきったという経験は、
非常に貴重なものだったのだ。

ドラマの終盤でも、

「こんなに悲しい思いをするのなら、もう犬なんて飼いたくない。」

という少女の言葉が、
子犬のおぼつかない想いと合わさって、

「でも、私はまた、犬を飼いたい。」

となった。
 
 
 
私も、
あんなに大変な思いをするなら、もう犬なんて飼いたくない…。
と思っていたが、

このドラマを観て思いました。

でも、私はまた、犬を飼いたい。
 
 
 
・・・5匹はカンベンだけどな。

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思い過ごし…?

E0828

腹が減ってたら分からなかったけどな。
(茶トラって美味いのかなあ…。)

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ネコの系譜

E0765

先日、飼い猫の「ハナ(キジトラ♀)」が死んでしまった。
 
 

「ハナ」が生まれたのは、私がまだ中学生の頃。
当時の飼い猫「くう(黒猫♀)」と、近所の野良猫「キンタ(キジトラ♂)」の間に生まれた。

「くう」は黒光りする毛並みに黄金の双眸。
すらりとしなやかな肢体を持つ、近所でも評判の美人猫だった。
しかし、「ハナ」を生んで1年後に、クルマに轢かれてしまい、
その生涯を閉じる。

享年3歳。

「キンタ」は、堂々たる体躯にらんらんと鋭い眼光の持ち主。
非常に賢い偉丈夫で、近所の野良猫たちの大将をつとめていた。

没年不明。

その間に生まれた「ハナ」は、同じくウチの飼い猫だった「ラッキー(白と茶のブチ♂)」との間に二男三女の子供をもうけた。

「ラッキー」は「オデブ」と言われても仕方がないほどの巨漢で、
育児にも積極的に参加するような、非常に心優しい猫だった。
しかし晩年、「ネコエイズ」に罹患。
次第に体力が衰え、死亡。享年13歳。
 
 
 
そして、「ハナ」と「ラッキー」の子供たちは…

ぼたん(三毛猫♀)…生まれて一年と経たず、行方不明。

すみれ(三毛猫♀)…「さくら」とともに、ある日突然行方不明になる。生死不明。

さくら(三毛猫♀)…「すみれ」とともに行方不明になるが、約3ヵ月後にボロボロになって帰ってくる。
それからは平穏に暮らすが、早くに避妊手術を施したため、子孫は遺せず。
晩年、父ネコのネコエイズに感染。
数年の闘病生活の果てに死亡。享年12歳。

銀平(キジトラ♂)…ワンパクで非常に器量よしのネコ。
あまりに可愛すぎて、近所のウチに飼い取られてしまった模様。生死不明。

光平(キジトラ、腹側白の三毛猫♂)…父ネコそっくりの巨漢ネコ。
非常におっとりした性格。
早くに去勢手術を施したため、子孫は遺せず。
晩年、父ネコからのネコエイズを罹患。
数年の闘病生活ののち死亡。享年13歳。
 
 
 
「ハナ」自身の一生も、十分に「波乱に富んだ」と言っていいものだった。
出産後まもなく、近所のウチの庭に仕掛けてあったトラバサミに右前足を挟まれる。
瀕死の重傷を負うも、なんとか一命を取り留めて数ヶ月の入院生活ののちに生還。

ただし、右前足は治癒不可能なほど損傷激しく、切断処置となった。

その後の生涯は、短くなってしまった足に色々な不便もあったようだが、
足が一本ない以外は非常に健康で、
それどころか五体満足なネコよりも機敏であり、
スズメや虫などを狩っていた。

性格も自尊心が非常に高く、いつも凛としていた。

晩年は、同居していた夫ネコ、子供ネコなどが次々死んでゆくのを見届けながらもしっかりと生きる。

そして、今年。
平成17年8月31日。
2日間の危篤状態ののち、
掃き出し窓からの風が心地よい部屋の片隅で、
眠るようにその生涯を閉じた。

享年15歳。
 
 
 
「ハナ」は、我が家がまだ仙台の街中にあった頃からの飼い猫で、
その「一族」最後の生き残りでした。

私の生涯の半分。
いつも視界の端にいた存在ですから、いなくなってしまったというのはとても寂しいことです。

だから、
「ハナ」の死にあたって、
こういうネコの一族がいたと、
系譜という名の記憶を遺しておこうと思った。

長い間、ありがとう。
の意味をこめて。

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