« 裏目カット | トップページ | 誠実の条件 »

腹にすえかねた話

E29691
E29692

人間、生きているうちに大多数の人は何らかの責任を負うことになる。
仕事なり、パートナーなり、子供なり。
ただ、中にはそういったものから逃げに逃げ、
一切責任を背負うことなく老いる人もいる。
そういった人間は、責任を取らなくてはいけない場面でも、
責任を一切取れない人間になる。

やたらに繊細な自尊心だけが膨らんだ、
いびつで頼りない風船のような生き物になる。

空虚な自尊心を支えるために、
他人の粗さがしや、揚げ足取り、
自己保身のための屁理屈だけが異常発達する。

他人の不義理は徹底的に糾弾し、
とどめをさすまで責めることをやめないが、
自分が同じことをすると脊椎反射で開き直る。

自分で歩こうとしないから、
誰かに手をひいてもらっている。
前に進むのさえ他人任せで、
足元を確かめる努力もしないから、
すぐにつまづいて転ぶ。
一生懸命歩いている人も巻き添えにして、
「手の引き方が悪い。転んで恥をかいた。」
などと筋違いな文句を言う。

大人になるってことは二十年以上生きることじゃない。
自分で責任を持って、
自分の足で歩きだそうという覚悟を持つことなんじゃないのかね。

腹にすえかねたので、
ちょっと怒った話でした。

スポンサーリンク

|

« 裏目カット | トップページ | 誠実の条件 »

【つぶやきの話】」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170177/48787885

この記事へのトラックバック一覧です: 腹にすえかねた話:

« 裏目カット | トップページ | 誠実の条件 »