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水たまりの向こうには

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ムスメと散歩をしていたら、雨上がりの路面に小さな水たまりが出来ていました。
それを見たムスメはキャッキャと駆け寄り、しばらく覗き込んだのち、
パシャパシャと靴を濡らして遊びだした。
「ああ、やっぱし子供は水たまりがあると、足を突っ込みたがるんだなあ~…」
と感心しつつ、その様子を微笑ましく眺めていたのですが、
そこでふと疑問が湧いた。
はて、自分が子供の頃、なんで水たまりが面白かったのだろう?
「なんとなく」と言ってしまえばそれまでだけれども、
どんな些細なことでも、琴線にふれるなにかがあったはずなのだ。
しばらく頭を捻ってみたが、思い出せなかったので、
試しにムスメと一緒に水たまりを踏んでみた。
そこで、キラリとひとつ思い出した事があった。
そうだ、子供の頃の自分は、水たまりでスリルの空想を楽しんでいたのだ。

雨上がり、からりと晴れ上がった空が水たまりに映りこんでいる様子を眺めていると、
なんだか、足元に空があるような錯覚を覚えてくる。
このまま足を踏み出したら、スポリと空に投げ出されてしまうのではないか、
という想像がむくむくと湧き出てきて、
片足を地面の空に投げ出してはゾクゾクと怖くなってひっこめ、
また少しするとすこし踏み出し、ウフウフとたじろいていた。

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昔は空き地なんかにも自由に出入りできて、
そこにはだいたい池にも見えるほどのでっかい水たまりがあったもんだよな~。
深さもけっこうあって、ゴム長靴を履いていると得意げにザブザブ踏み入って、
水が入ってこないギリギリのところで水圧にゆがむ長靴に大笑いしたり、
急に深みにハマって長靴の中に水が入ってきたりして、
ウチまでぐっちゃぐっちゃとキモチワルイ足元を引きずって帰ったり。

最近は、空き地に出入り出来ないことがほとんどだし、
どこもかしこもしっかり整備されてしまって、大きな水たまりを見ることも少なくなった。
それはとてもいいことなのだけれど、そういう遊びもまた出来なくなるのかな~…
と思ったりしました。

ムスメは、この小さな水たまりに何を見つけて笑っているのだろうか?
もうすこし言葉が上手になったら、是非とも教えてもらおうと思う。

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