« 母性の発露…? | トップページ | 圧縮娯楽 »

スポンサーリンク

目覚まし時計との決別

言うまでもなく、目覚まし時計というものは、睡眠の天敵である。

奴らはヒトの安眠を、貴重なひと時を断絶させるために生まれた、
ニックキ存在である。

「我々は、君たちに『睡眠』という猶予を与えているにすぎない。」

と言わんばかりの
あの、居丈高な振る舞いに、
毎週5日ないし6日は煮え湯を飲まされ続けているヒトも多いのではないだろうか。

我々は、睡眠という生物として欠かすことの出来ない生理行動を、
目覚まし時計によって管理され続ける悲しい一族なのかも知れない。
 
 
 
しかし。
恣意的な暴虐、専横は永遠に続かない。

いつの世もそれは、

「見えざる神の手」

のように、
揺るぎないものと信じられていたものを覆す存在が現れる。
  
たとえば目覚まし時計を超越した私のように。
 
 
 
ついに私は目覚まし時計を越えた。

目覚まし時計が発動するまさにその瞬間。
無意識裡に無力化する奥義を会得した。

これを、

『奥義・止掌背刺拳』

と銘する。

E08402

これにより、目覚まし時計の支配から解き放たれ、
心ゆくまでの安眠が約束された。

勝ち得た自由には強靭な翼があり、
責任という枷(かせ)を無くしたそれは、
新たな横暴となる。

安眠はいつしか惰眠へとその姿を変え、
朝寝坊という社会生活における困難を招いた。

「見えざる神の手」
は、例外なく私にも及んだのである。

E0840

私は、目覚まし時計と、和解・共存の道を模索すべきなのだろうか?

『奥義・止掌背刺拳』
の、有効間合いの外に目覚まし時計を配置すればそれは叶う。

だが正直なところ、そこまでして起床したいとは思わない。
(起きなきゃならんのだが。)

勝ち得た自由と、不可欠な不自由。
人間の業は、いつも内なる天秤の上で揺れている。

スポンサーリンク

|

« 母性の発露…? | トップページ | 圧縮娯楽 »

【つぶやきの話】」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170177/47290744

この記事へのトラックバック一覧です: 目覚まし時計との決別:

« 母性の発露…? | トップページ | 圧縮娯楽 »