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残念浴衣に遭遇す。

E0726

今年の夏、初めて目にした浴衣の女性は、下駄の音も高らかに、大手を振って肩を切り、颯爽と歩く人だった。
浴衣を着用すれば、その構造から自然と制限を余儀なくされるはずの動きをまったく意に介さず、歩行速度そのままに我が道を邁進している。

その姿は、「女性の浴衣」というより、
どちらかというと、「無頼の着流し」といった風情だった。
 
 
 
まことに勝手で個人的な偏見を言わせていただくと、
この浴衣はよろしくない。

浴衣のよさは、いでたちの色っぽさもさることながら、最大のキモは

「自然に立ち居振る舞いにしゃなり感、つつましさが醸されるところ」

にあると思う。
 
 
 
立ち居振る舞いにしなやかさ、たおやかさが発揮されてこそ、浴衣は十全の魅力を放つのではないだろうか。

今夏、初お目見えの浴衣は、少々威風堂々としすぎていて少々残念だった。

残念だったのだ。

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