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頭をかち割られた一文

あなたは正しい

けれど

正しさには限界がある

正しさの中にいるあなたからは

とどかないものがある

そうじゃないだろうか

                 銀色夏生「詩集 散リユク夕べ」より


実は、この本、まだ読んでません。
枡野浩一さん(先生の方がいいか)の「君の鳥は歌を歌える」の中で紹介されていた一文。

頭をかち割られるような。
肝をグイっと締め付けられるような。
そんな衝撃を受けた。
朝のトイレで、下半身を剥いたまま打ちのめされた。

もっと早くこの文章に出会っていれば、少しは違う人間になれたかもしれないと、そう思ってしまうような一文だ。

自分が正しいというわけじゃなく、
大多数の人間にとって都合のいい「正しさ」を、「自分の正義」として押し付けている自分に、
冷ややかに突きつけられた一言。

ひ弱な背骨を見透かされたような恥かしさ。

認めないのは簡単だから、もっと打ちのめされよう。
今まで逃げ回った分くらいは。

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